【第4回WBAセミナー】
日時/6月25日(月)

セミナー 18:00〜19:30
(17:30受付開始)
交流会 19:30〜20:30(軽食付き)
於/新国際ビル

共催/ぐるなびウエディング
(ジョイジョイ株式会社)
株式会社オータパブリケイションズ

【講 師】
全米ブライダルコンサルタント協会
 アジア統括代表 小原 義之氏
About ABC
全米ブライダルコンサルタント協会(Association of Bridal Consultants:ABC-本部米国・コネチカット州)は前身の団体時代を含めますと約半世紀の歴史を誇り、ブライダル業界で活躍する方々のためのプロの組織でとして、現在、6大陸・19ヶ国において計約4,000名の協会資格認定者を抱えております。そしてウエディングビジネスの認識と認定資格者のプロフェッショナリズムを向上させるためのメンバーシップサービスの組織として活動する世界でも最も大きく権威のある協会です。

また日本においては2002年4月に米国N.Y.において正式に日本を中心としたアジア地域の代表Country Coordinatorの発足とその就任式が執り行われ、現在、欧米のウエディングスタイル・その提案・ノウハウ・ウエディングの様々なビジネスそしてそのスキルを広く国内ブライダル業界や、同業界で活躍しようとされる方々への伝授を進めていく目的で設立されました。
(1)ABC協会が認定する資格は世界のブライダル業界に認識された国際的な資格です。
(2)資格認定者には業務斡旋、営業協力、求人情報提供、国内外セミナー開催、欧米ブライダル情報提供(新聞配布・認定者専用サイト)など様々なメリットを提供。
(3)特にウエディングプロデューサー・プランナー並びにブライダル業務の習得のための機関を設け、その人材育成も行っております。

第一回セミナーレポート
中谷彰宏さんの
「ブライダル王になろう」

2007年1月24日(水)

第二回セミナーレポート
コーポレートブログの効用と
その可能性について

株)カレン 代表取締役社長
藤崎健一氏
2007年3月28日(水)

第三回セミナーレポート
いい結婚式って何だろう?
ブライダルプロデューサー
 
安部トシ子さん
2007年5月23日(水)

第四回セミナーレポート
顧客成約・契約率アップのための
最新米国ブライダルと
そのビジネス
全米ブライダルコンサルタント協会
 
アジア統括代表 小原 義之氏
2007年6月25日(月)

第五回セミナーレポート
顧さあ、楽しもう!
「お客様の心をグッとつかむ
プレゼンテーションの極意」
プレゼンテーション専門コンサルタン、
東海大学チャレンジセンター准教授

 田中 省三氏

2007年7月26日(木)

第六回セミナーレポート
プロ集団が支える結婚式
攻めのブライダルフェア

Magic Colors Style日本代表

 遠山詳胡子氏

2007年8月20日(月)

第七回セミナーレポート
「ゲストハウス開業物語」
信じられない成功法則の秘密
(株)東京BMCサポート
代表取締役
 柳 信幸氏
2007年10月24日(水)

第八回セミナーレポート
「戦わずして勝つ!!」
コーポレートブランディング戦略
イメージコンサルタントスタジオmuse代表
谷澤 史子氏
2007年12月20日(水)

第4回ウエディングビジネス・アカデミー(WBA)レポート

 全米ブライダルコンサルタント協会(ABC)は、全米のみならず世界各地で活躍するウエディングプロデューサーならびに、ブライダルにかかわる関係業者(ヴェンダー)の活動組織の中でも最も権威のある、そして最も大きな協会です。日本におけるABCの活動は、2002年にスタート、現在では国内の認定協会員400人、世界では4500人の会員がいます。

●「カスタマイズW」に必要なのは提案力
 アメリカの最新のブライダルトレンドには、日本にも取り入れることができるアイデアやサービスのヒントとなる話がたくさんあります。
 アメリカではヴェンダーとプランナーは対等の立場であり、その道のプロとしてコラボレートして、新郎新婦により良いウエディングを提供しようとしています。
 最近、アメリカでは「カスタマイズ・ウエディング」がトレンドとなっています。これは日本流に言えば「オリジナル・ウエディング」という意味ですが、そうした新郎新婦の要望に応えるには、提案力が大切となります。

最新トレンドは「再婚」、「家族」、「子供」がキーワード

●セレモニーのトレンド
 セレモニーでは列席者の側を向いて挙式進行する例が増えています。これは列席者に祝福してもらおうという目的で二人の顔をそちらに向けているわけです。
 その他大きなトレンドとしては、家族を式に関わらせ、 メ家族と共に モセレモニーを作り上げることが挙げられます。これは9・11以来、自分たちの家族を大切にしたいという国民感情が反映されたもので、例えば新郎が両家母親をエスコートして入場、新婦が両家の父親にエスコートされて入場するなどです。

●レセプションーのトレンド
 再婚式・子連れを意識した演出に注目が集まっています。アメリカではかつては日本と同じく、初婚者のウエディングが主流でしたが、最近は初婚者と同じくらいの再婚式があります。
 いわゆる大人のウエディングですから、二人のいずれかに子供がいるケースも多く、招かれるゲストも同じ年代で子連れなので、いかにして子供を楽しませるか? ということにパーティー
演出の眼目が置かれるようになってきています。マーサ・スチュアートが提案したキャンディーブッフェなども人気です。

 このようにさまざまなトレンドから、アメリカのプランナーの提案力やアイデア、そしてプロとして新郎新婦に向き合う姿勢、業者との連携など、日本が学ぶべき点は多く、それをいかに自社でのウエディングに生かせるかが、競争の激しいブライダルビジネスで勝ち残るためにいま求められていることだと思います。



「アメリカでは、ABCの資格は弁護士に匹敵するほど社会的ステータスが高い」と語る小原氏


後半にはアメリカのウエディングにまつわるビデオも上映された


講師プロフィール/(株)ソフィア通商代表取締役。クレディスイス銀行、富士銀行で為替・資金
ディーリング業務を担当。その後独立し、欧米のウエディングドレスの輸入販売を中心にブラ
イダル業界に進出。現在は国内ドレスメーカー・式場・衣裳店向け海外現地生産ドレス・メン
ズ仕入れ仲介を行ない、他に欧米ブライダル小物・演出用用品も販売。2002年よりABC協会代表
に就任。アジア地区統括代表として韓国・上海・香港・マレーシアなどにおいて協会活動を進め
ている。著書は『Wedding As A Business』など。


※詳しくは「週刊ホテルレストラン」7月20日号をご覧下さい

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