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東日本巨大地震お見舞い申し上げます

[ 2011/03/14 ]

東日本巨大地震お見舞い申し上げますHOTERES Weddingの石渡でございます。

早速ですが、このたびの東日本大震災で被災された方々には
心からのお見舞いを申し上げます。

一部の式場の方からはチャペルの天井が崩落したり、宴会場
のシャンデリアが落ちたりなどの具体的な被害についてご連
絡をいただいております。

ご自身やご家族がご無事でも、このように会場が甚大な被害
にあわれた方々もいらっしゃるかと存じます。

被害にあわれた方々に重ねてお見舞いを申し上げるとともに、
お亡くなりになった方々のご冥福を、謹んでお祈り申し上げ
ます。

私は地震当時はオータパブリケイションズの社内におり、こ
れまでに感じたことのない大きな揺れを感じました。

しかし、特に何かが落下して壊れたり、けが人が出たりと
いったことはございませんでしたし、数名が帰宅困難者と
なりましたが、翌日には帰宅できました。

本日は多少電車の混雑などもあったものの、通常通りの勤務
となっております。

私事で恐縮ですが、12日の土曜日には、かつて弊社の
ブライダル関連の就職セミナーを経て、ブライダル業界で
活躍する女性の結婚式に参列する予定でした。

千葉県内のホテルで行なわれる予定でしたが、ホテルは直接
の被害はなかったものの、交通機関が大混乱していて列席者
の大半の参列が難しいことや、余震などが予断を許さない
状況だったため、今回延期という選択を新郎新婦がされました。

とても残念ではありますが、日程が決まったら必ず出席する
から!と、新郎新婦には伝えました。

恐らくこの週末は、そのような難しい選択を、多くの新郎新婦
やご家族、そしてウエディングプランナーをはじめとする業界
の皆さまが迫られたのではないでしょうか。

ツイッターを見ていると、そのような状況下ですが、いくつか
の会場で披露宴が無事に執り行なわれたとのこと。

ここに至るまでの決断は新郎新婦にとっては、簡単なものでは
なかったと思います。

出席できない列席者がいることもさることながら、自粛ムード
が漂う中、自分たちだけが浮かれていていいのか、そんな罪悪
感にも似たような気持ちを持つ新郎新婦も少なからずいたので
はないでしょうか。

そんなときこそ、ウエディングに携わる皆さんで、祝福をして
いただき、
「こんなときだからこそ、結婚できる幸せを皆で祝いましょう」
と、私は思います。

確かに多くの被災者の方々が披露宴で皆さんが召し上がるような
豪華な食事どころか、水も食料も足りていない状況です。

だからといって皆で自粛することが、果たして正しいことなの
でしょうか。

自然災害の前で私たちは無力ですし、業界に携わっている方々
の多くは、直接現地に行って自衛隊の方々と同じレベルで救助
などに当たることができない方々だと思います。

それであれば、私たちにできることをする。
つまりはウエディングに携わる私たちのできることは、やはり
目の前にいらっしゃる新郎新婦並びに列席者の笑顔があふれる
披露宴を実施することに尽きると思います。

もし、どうしても被災者の方たちに何かをしてあげたいという
ことであれば、ご祝儀の一部を義捐金として被災地に送る、
そんなことをアドバイスすることで新郎新婦の気持ちもいくぶんか
軽くなるかもしれません。

こういう有事のときにどんな言葉をかけられるか。
今、まさにウエディングに携わる方たちの力量が問われている
のではないでしょうか。

そして、一刻も早く日常生活に戻ることで、通常の経済活動の
サイクルを回していくべきだと思います。

行き過ぎた自粛ムードで経済活動が停滞して、間接的に被災者
の方たちを苦しめる結果を招くよりも、ウエディングという皆が
笑顔になる瞬間の連鎖によって、日本を少しでも明るくしていく
ことが何より重要ではないでしょうか。

皆さんもよくご存知の通り、ウエディングには“人を幸せにする力”
があります。

今こそ、その力を最大限に発揮するときでしょう。

こんなときだからこそ、ウエディングができることは少なくない
と思います。

HOTERES Weddingは、ウエディングを支える皆さんを応援します。

そんな皆さんを応援するために私たちに今できることは何か、
そういったことを考えて行動に移していきたいと思います。

HOTERES Wedding編集長
石渡雅浩