歴史と伝統に彩られた小宴会場がオープン
[ 2010/06/22 ]
ゆったりとした家族だけの会食や、アットホームな少人数ウエディングが人気を集めているが、富士屋ホテル(神奈川県足柄下郡箱根町)では、そんなニーズに応える会場をオープンした。2月12日から富士屋ホテル別館旧御用邸宮ノ下「菊華荘」内の「桃の間」「あじさいの間」がオープンしたが、歴史を感じさせるぜいたくな雰囲気の中で本物の和の婚礼・会席料理が楽しめると大好評だ。なかでも箱根神社での挙式の後に「菊華荘」での会食というスタイルが人気を集めている。
富士屋ホテル別館旧宮ノ下御用邸「菊華荘」は皇室の御用邸として造営された後、1946年に富士屋ホテルに下賜された日本建築の建物。新会場は、室内壁面を京都「桂離宮」の修復左官工事や「東京国立博物館」のラウンジの壁の修復などを手がけた左官職人の「久住有生(くすみなおき)」氏が担当。部屋の名前はやさしいイメージの「桃」、そして6月になるとホテルの庭園にも咲く「あじさい」からつけられた。
二部屋とも、8名まで利用でき、二間続き使用で最大16名までの少人数ウエディングに対応する。富士屋ホテルでは今後、少人数のアットホームな婚礼や結納などでの大人の結婚式をアピールしていく。